価値観の合わない夫と、子供なしのうちに離婚すべきでしょうか？

子供がいると、離婚の難易度はイッキに跳ね上がる

未成年の子供をもつ夫婦が離婚する場合は、子供の親権、養育費、面会、学校や居住地など決めるべきことが山ほどあります。

子供が小さいと、子供を引き取る側の親の仕事にも大なり小なりの影響が出てきます。

まだまだシングルマザーの再就職には大きな困難が伴いますし、シングルファザーは生活苦などになってもなかなか周囲の理解を得にくいものです。

また、子供本人が両親の離婚をいやがったり、環境の変化によるストレスで心身の健康をそこなったりすることもあります。

じっくり考えても離婚の意思が変わらないのであれば、子供がいないうちに

離婚には、子供のほかにも財産分与の問題、相手の親族との人間関係、また離婚原因によっては慰謝料の問題などがからんできますから、決して「子供がいない=離婚がカンタン」というわけではありません。

しかし、冷静になってよく考えても離婚の意思が変わらないのであれば、しっかりと準備をすすめた上で離婚されることをオススメします。

この先新しいパートナーとの間に生まれるかもしれない、あなたの（配偶者の）子供のためにも…

離婚は決して失敗ではなく、あなたが人として成長できた証

離婚すると戸籍に「×」と書かれるので、離婚歴のある人のことを「バツイチ」「バツニ」などと表現しますね。

この言葉のせいか今でも離婚にはマイナスイメージがつきまといますが、必ずしも「離婚=失敗」ではありません。

たとえば相手の浮気が原因で離婚したなら、あなたは浮気がどれほど人を傷つけることかをよく理解できたはずです。

あるいは性格の不一致で離婚したなら、次の結婚に向けて自分の短所を治すこと・新しいパートナーになる人の見極め方を身をもって理解できたでしょう。

離婚という事実だけにとらわれず、そこから得たものを大切にして生きていけば、これからの人生はきっとよい物になるでしょう。